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今日は思いがけないお宝発見がありました☆

今年中に夏目漱石特集をテーマに展示をと思い立ち
バックヤードで古い本を物色しておりました。

というのも2016年は、夏目漱石没後100年にあたります。
1916年12月9日に49歳10ヶ月の若さで生涯を閉じました。
漱石が世に残した沢山の作品は、今もなお読み継がれています。

書棚を見ていたら『名著復刻全集』なる重厚な書物が目に飛び込み、
手に取り外箱から取り出すと、一気にアートな世界が広がりました☆

漱石1


美しい!!素敵〜☆☆☆

誰もが耳にしたことのある
『吾輩は猫である』
も、このとおり。。。

調べてみると、初版当時の装丁を忠実に再現した全集とのこと。

特に特徴的な装丁をご紹介します。
まずはこちら

漱石2


上方の小口に金箔を貼り付けた『天金』



次にこちら

漱石4


あれっ?繋がってますけど、、、

これはアンカットといわれるもの。
"アンカット"というのは小口が切られていない、いわゆる袋とじ。
ペーパーナイフで切らないと中身が読めない仕掛け。
読み進めていくごとに1ページずつ切り開いて楽しみながら読める粋な工夫がされているのです。

復刻版ではありますが再現された
紙の感触や質感を確かめられるって
電子書籍では絶対にない
リアルな世界にしかない感動です☆

夏目漱石は英国留学をしていたこともあり
洋書などに親しんでいたので
ことのほか装丁には拘りがあったそう。

『吾輩は猫である』の装丁を手掛け当時の売れっ子挿絵画家であった橋口五葉には洋書風な仕上がりを要求。
ちなみに橋口五葉は鹿児島県出身の画家!

さらに挿絵はフランス留学経験のある
洋画家の中村不折と浅井忠に依頼。

徹底的に西洋流を貫いた仕上がりが
アート感満載なネコ人間(笑)
いえ、おしゃれな西洋風な装丁での発刊となりました。

古き良き時代のこだわりの美学

誇りをもった職人の手で丁寧に作られているものたち

私たちが住む志布志にも貴重な歴史的建造物が点在し古き良き街並みがのこされていて
また、伝統を受け継ぎ繋いできたお祭りも地域で大切に守られています。

大切に守られ受け継がれてゆくものには込められた思いが溢れているのだと
本をとおして本物の豊かさに触れたようです。

まもりたいもの、つないでいきたい心、
しっかり胸に抱いていたいです。

不思議なタイムスリップ☆
心地よい素敵な時間でした。

これから夏目漱石の『こころ』読み返してみます(^^)

漱石3

ちなみに漱石は大の甘党だったようですよ (^^)
なんだか親近感を覚えます☆

奈美

Comment

素敵‥☆

粋で、モダンで、西洋の文化が入って来た頃の日本、
なんだか心惹かれる‥☆

やっぱり本は 一頁一頁めくってゆく 紙に書かれた本でなきゃ!
紙の匂いや 感触、好きだなぁ🎵

電子書籍って 便利だけど‥
どうしても慣れないのよね‥^^;

  • 桂 #- - URL
  • 2016/02/23 (Tue) 00:53
貴重な本✰

読んで、うわー、うわーと本好きの琴線に触れました✰
すごーい。

当時どんな人が関わってどんな想いや技術で作られたのか。
そんな古き佳きものをもっともっと探索し
大事にしていきたいですねー。

  • 洋子 #nhhP0uUk - URL
  • 2016/02/23 (Tue) 09:20
本の佇まい

本の佇まいが素晴らしくて
胸が高鳴る感じに
ある意味色気さえ感じます。

作品を引き立てる装丁や挿絵は
まさに裏方の仕事の為せる技。

スゴイに尽きます!

  • 加藤 #- - URL
  • 2016/02/23 (Tue) 18:08

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